尺骨神経麻痺その3
前回のブログは2020年10月で、もう5か月も前になるのですね。
その後の経過を記しておきます。私の記録としても意味のあるものかと
思えるので。
一週間後にMRI検査と言われ、そこからは症状に変化もなくただただビリビリが続きました。MRI後は尺骨神経麻痺が確定し、次回診察は2週間後、リハビリを受ける事を勧められ予約を入れました。8月7日出された薬はタリージェ5㎎を1日2錠とロキソニンと胃の粘膜(レバミピド)の薬。
薬局で「前回は全く効かなかったです。今回は効きますか?」と、薬剤師さんに尋ねたら、真っすぐ目をみてうなずきながら「効きますよ」と言うのです。
あぁ、やはり、これも気休めでした。
ここまで家事、生活のすべては左手が中心。神経がマヒしてないはずの残りの親指、人差し指、中指の3本も力が入らず、うまく使えません。
今までずっと2軍選手だった左手がいきなり1軍昇格、ほんとに頑張ってくれたと思います。
リハビリも効果が感じられず、診察もまた2週間後ね、と言われ、この間痛みは変わらず、このころから病院を変えるという考えが生まれました。
8月24日、友人がいいと言っていた整形外科医病院へいざ。
しかし、そこの先生はそんなに痛いなら『神経伝導速度検査』を脳神経内科で
調べてきて下さい、おっしゃいました。
紹介状を書いていただき、帰宅後すぐに予約を入れました。
8月27日、その結果を見た医者は首をかしげながら「こんな波形はあまり見たことないなぁ」と首をかしげておられました。
そのころの痛みは、手だけでなく肘から小指の先まで痛みの部分とマヒしている部分が混在していたのです。特に手首のあたりはまったく感覚がない。
ビリビリに気を取られ、マヒには鈍感になっていたのです。
尺骨神経麻痺!その2
家に帰って薬を飲んでも、痛い、痛い。
多分、その痛みは神経なのです。
戦いの時に「ピ、カ、チュウ〜!」と言って放つ電撃放射、あの感じ。
小指側面から手首のあたりまで垂直に、まるで刺さるように痛みが走ります💧
あー、思い出しても痛い、痛い。
薬なんて効きゃあしない。
直ぐにネットで調べてみるとこのお薬は
数週間あけて量を増やしていって本来の
効果を発揮するらしい。
ロキソニン60mg、ムコスタ錠100m gは神経には効果感じられず、一緒に処方された湿布薬は張るとさらに痛みが強く感じられ、、、。
そう、この頃は扇風機の風が当たるだけでも痛くて、そこだけタオルを巻いていました。
けれど温めるといいようでお風呂だけが唯一楽になる場所でした。
そんな日が何日も続き、家事も出来ず、その頃はただぼーっと自分の今後の事を考えていました。
「仕事はやっぱり辞めるのかなぁ」
「大好きな手芸ももう出来ないかなぁ」
尺骨神経麻痺!
7月31日。この日から私の日常は一変しました。パート保育士の仕事は休職。手芸講師の教室も閉鎖。50代主婦の病気と向き合う雑感記であります。
この日の午前10時、突然右手小指と薬指に手のひらの方から痺れがじわじわと上がって来るのを感じました。
「なんだ?どうした?」が第一印象。
この日は友人から梅の実の収穫手伝いを頼まれ、いそいそと車で向かっている最中でした。
梅をもぐ指が2つと持てません。
昼食のお誘いを断りお昼過ぎに帰宅。
そこで様子をみること2時間。痺れはドンドン強くなり、恐ろしくなってくました。
指の痺れはあるものの、残りの3本は(まだこの時は)普通に動かせたので自分で運転して以前お世話になった近所の整形外科へ。
そこでレントゲンを取り骨に異常の無いことを確認。
「先生!すっごく痛くて感覚が無いんです!」
薬指の中指側を触って
「ここは感覚あるんだね。尺骨神経麻痺だろうけどMRIを撮らなくてはっきりとわかりません。MRIの予約をして行って」と言われ一週間後の7日に予約をいれました。
「?、今日は結論は出ないんだ、、。」
この時に出された薬はタリージェ2.5を1日2錠、ロキソプロフェン1日3錠、レバミピド1日3錠。
この時は本当に手が痛くて痛くて、薬局で薬剤師さんに「この薬、効きますか?」と尋ねた程です。薬剤師さんは私の目を見て「効きます」とおっしゃいました。
その言葉が「気休めのウソ」であることはその後すぐに分かりました。